『研究進捗』
3Dカメラによる三次元復元
・問題点
2枚の撮影画像において、同一パターン(白1色など)はマッチングが出来ず、視差が計測できない
・改善案
テンプレートマッチングのために用いるテンプレート画像サイズを必要に応じて変更する
探索のためのテンプレート画像のパターンを調べ、パターンが無いとみなされた場合、テンプレート画像サイズを拡大する
拡大する事により周辺のパターンも取り込むことができ、マッチング不可能状態から抜け出し、ある程度の精度での視差が検出可能になる
・改善案における問題点
拡大されたテンプレートを用いて検出された視差は、精度が悪くなる
拡大を用いて検出した場合は、何らかの補正を用いる必要がある(現時点ではどの程度の誤差を生むかはわかっていない)
『就活スケジュール』
4/23(木) SPI試験を受験(テストセンター)
4/25(土) 九工大にて企業の方と面談
4/27(月) Webエントリー締め切り(2社)
フルマラソンの影響で、進捗を書いていませんでした。
研究での進捗はありませんが、12月20日にソニー株式会社のセミナーの参加しましたので、その報告を書きます。
ソニー人事が主催する「働くとは何か」についてのセミナーでした。
これは、一般に非公開のイベントで、サマーインターンシップの面接で落ちてしまった人のみに呼びかけられたものです。
今年の就職活動は時期も変わり、各企業の動きも独特で、どこで採用の目が光っているのかがわからないので、とりあえず参加しました。結果から言うと、ほとんど選考とは関係なかったように思えました。
ソニー人事の古野さんという方が講演をして下さり、その後4人の班でグループワークをしました。
講演内容は、就職活動をする上での考え方と、そのためにこれから何をするべきかを考えるためのものでした。
ソニーについての話題はほとんどなく、就職に向けての考え方について熱く講演していました。
グループワークでは、自己紹介を1分で行うというもので、何度か繰り返し行い、その密度を上げるというものでした。
全体を通して、個人をチェックしているような人もいなければ、人事に対して名前を主張する機会もありませんでした。
今回のセミナーに参加したからといって、就職に有利になるようなことは、ほぼないと思いました。
しかし、ソニーの求める人材や考え方を知れたことは、面接でのトークに活かせることができると思います。
今週の課題
1.既存の測定方法の、視差と距離の関係グラフを作成する(時間があればキャリブレーションをする)
2.シンプルなステレオ画像(例えば正方形2つ)を用いて、その対象を3次元空間に投影する。
3.文献を読む
12/8
1.できていません
2.できていません
3.
色領域分割に基づくスキャンラインステレオマッチングを用いた面の3次元構造復元
12/10
1.視差と距離を出力。データ整理中
2.作っていません
3.引き続き上記の論文を読んでいます。
今週の課題
1.色領域分割による3次元形状復元方法の構築
2.色領域分割プログラムの作成
3.文献を読む
12/2
1.色領域分割方法について考察しています
2.バイラテラルフィルタをつかった手法を試しました。結果を載せます
3.文献は読んでいない
バイラテラルフィルタ
画像の輪郭を残しつつノイズ除去が可能なフィルタ。
影響を与える画素範囲を設定できる。弱いフィルタを重ねがけするほうが輪郭を残すことができる。
原画像
繰り返し2回
繰り返し10回
繰り返し20回
「追加結果」
前回のOpenGLによる表示プログラムの、測定範囲を広げたものをアップしておきます。
東中(広め)
結果を見る限りでは、鼻などの凹凸が小さいように見えます。
パラメータの校正を行うことで修正はできそうです。
今週の課題は
1.色領域分割による3次元形状復元の具体的な手法を構築する
2.文献を読み、色領域について学ぶ
11/26
1.領域に分割する際、色の情報量を減らす(8bit→4bit)
2.文献は読んでいない
中国、揚州大学での2週間の短期留学プログラムに参加しました。
基本的なスケジュールは、午前中に中国語の授業、午後に各研究室の見学でした。
とにかく学校の規模が大きく、設備や施設は充実していました。
言語については基本的に英会話でしたが、どんな学生でも多少の英会話は当たり前にできる環境でした。
「日本では英語の授業はないの?」と質問された時は、返答に困りました。
この2週間で、揚州大学とはどんなところなのか、また中国の文化の一部を知ることができたのでとても有意義な時間になりました。
「ノイズに強い3次元復元」
今週の課題
1.3次元表示プログラムに平行ステレオ手法を組み込む
2.ノイズ除去、色領域分割プログラムの作成
3.文献を読む
11/4
1.組み込みましたがうまく距離を取得出来ていません。改良します
2.作っていません
3.色領域分割に基づくスキャンラインステレオマッチングを用いた面の3次元構造回復 を読んでいます
「ノイズに強い3次元復元」
1.OpenGLによる3次元表示プログラムの改良(3次元座標が正しく表示されていない)
2.ノイズ除去及び色領域で分割するプログラムの作成
3.文献を読む
10/27
1.していません
2.していません
3.色領域分割を利用した文献を探しました
10/31
1.デバッグが終了しました。結果を載せます
2.していません
3.読んでいません
「3次元表示プログラム」
光軸が交差するステレオ画像の3次元復元
東中 ダンボール
「ステレオ画像からの3次元復元」
今週の課題
1.OpenGLを用いた3次元表示プログラムのデバッグ及び高性能化
2.新手法の考案(テンプレートマッチングを用いない手法)
3.関連文献を読む
うまく動けば3次元表示プログラムの動画をUPしようと思っています。
10/20
1.3次元データの読み込みがうまく行かなくなりました
2.フィルタ(畳み込み演算)を用いた手法と、位相相関を使う手法についてかんがえています
3.位相限定相関法について再度調べてみました
10/21
1.していません
2.相関について理解しました。
3.マッチング手法について調べていました。理解出来ました。位相限定相関についても理解出来ました。
10/22
1.していません
2.新しい方法について発表資料を制作しています
3.読んでいません
10/23
1.していません
2.全体ゼミで発表しました。「ステレオ画像からのノイズに強い3次元復元」
3.
色領域分割による領域輪郭の3次元形状復元を読んでいます
『ステレオ画像からの3次元復元』
現在、3次元データを扱いやすく見やすい形で表示するため、OpenGLによる出力を試みています。
また、試したい復元方法も頭のなかにあるので、そのテストも行っていく予定です。
今週は以下の課題に取り組みます。」
1. OpenGLを使ったFormアプリケーションでの3次元表示方法の完成
2. 様々な復元方法のテスト及び考察
3. 基礎学習(文献を読む)
10/7
1. うまく行かずにエラーが出てしまった。理解もできていない状態でプログラムを転用したのが原因
2. 両画像の視差を一度に取得する方法を頭の中で考案中
3. 読めていない
10/8
1. OpenGLによる表示部分のプログラムが完成した 計測プログラムはまだ組み込めていない
2. SIFT(SURF)を使う、または応用する手法を視野に入れた
3. SIFT及びSURFについて調べた
10/14
1. OpenGLをつかい、3次元計測結果を表示することが可能となり、物体を回転させるプログラムが完成した
2. 考えていない
3. OpenGL関係の本を読み、ポインタ、構造体に関する情報を調べた
まとめ
Formアプリケーションを使った3次元表示プログラムが一旦完成したが、応答速度に問題があり、改善の余地はまだまだありそう。プログラムを洗練しながら、新しい手法を構築していくことが今後の目標です。