片田康介 のすべての投稿

電気電子工学専攻 システムエレクトロニクスコース 1年                                                  「光軸が交わる3Dカメラに対応した三角測量法の提案」

今週の課題(片田)10/2~10/6

「ステレオ画像からの3次元復元」 学会も終わり、プレゼンや研究にも力不足を感じました。 今週は3次元画像の基礎学習を中心に行い、次のゼミまでに3次元データの扱いに慣れることが目標です。 また研究内容もより専門的なものにすべく、既存の研究を調査していくつもりです。 10/2 OpenCVを使った3次元復元の簡単なプログラムをネットで拾ってきました。 まずはVisualstudio上で描画しようと思います。 10/3 OpenGLを導入しました。 Formアプリケーション上で動かせることも確認しましたので、しばらくはこれで得られた3次元情報を描画します。 10/6 OpenGLによる描画のプログラムを自分の距離測定プログラムへ移行中です。 今週はOpenGLを導入するところまで進めました。予想より時間がかかってしまいましたが、ここからはペースを上げていきます。また、新しい3次元復元の手法についても考案中ですので、まとまり次第報告します。

3Dデータについて

3Dデータの扱いについてです。 これから研究で3Dデータを扱う方もいると思いますが、データの型や使用するソフトウェアを統一したほうがいいと思いました。 ソフトウェアについてはBlenderという3Dデータを扱えるフリーソフトを使おうと思っています。 データの型(拡張子)については最も一般的な.obj を扱おうと考えています。 他に扱いやすい型やソフトウェアがあれば教えてください。

ICICIC2014 in Busan

6月15~18日に開催されたICICIC2014に参加しました。 場所は韓国の釜山、釜慶(プギョン)大学校で行われました。 画像処理や色覚のセッションで発表しましたが、他の発表者のレベルは高く、自分には難しかったです。 3D復元の研究をしている人もいましたので、論文に目を通しておきたいと思います。論文集も手元にありますので、興味のある方は読んで見てください。 アジア圏の発表者が多かったのですが、皆英語が達者で、最も英語力が低いのは日本人だと感じました。 現在の日本は裕福になりすぎて貪欲さがなくなってきています。 反対に、韓国はまだまだ他の先進国に負けまいと勉強を一生懸命続けています。 世界で活躍するエンジニアを目指すならば、かなり意識を高めなければならないと感じました。

ICICIC2014の準備と今後の研究内容

ICICIC2014のスライドを作成しています。スライドは形にはなりましたが、発表原稿はまだ出来ていません。早急に作り、木曜のゼミで発表します。 本年度の研究内容ですが、陸さんと少し話し、海洋研究を目的として距離測定を行っていくことにしました。昨年度のステレオ画像からの距離測定の研究により、基礎学習はできているので、本年度の課題については今後見つけていきます。 KINECTを借りましたので、使えるように環境を整える予定です。

進捗報告

現在、韓国での国際学会の発表のため、資料を作成しています。 英語での作業に多少手間取ってはいますが、来週の全体ゼミで英語での発表ができれば、と考えています。 パスポートを受け取りましたので、PDF形式でメールで張先生へ送信しています。 それと、現在の研究には直接関係ないのですが、Androidアプリの開発環境を整えました。まだ環境を整えた程度ですので何もできていませんが、今後の研究に活かせればと思います。

光軸が交差する3Dカメラに対応した三角測量法の提案

ステレオ視での距離測定では主流となるのが、三角測量の原理を用いる測定法である。しかし、2つのレンズの光軸が平行であるということが前提条件となっている。そのような精度の高い設備はコスト面なども扱いづらいものがあった。そこで一般のデジタルカメラと同じようなサイズで2つのレンズがついている、家庭用の3Dカメラに着目した。この3Dカメラは光軸が交差しているため、これまでの計算方法では誤差がおおきくなっていた。そこで、光軸が交わる場合の三角測量法を提案する。 昨年度までの研究では、専用の三角測量法を構築し、実装した。結果は既存の手法より精度が高まり、安定度も増した。 今年度の課題として、 ・誤差の修正 ・メッシュデータの作成 ・オクルージョン領域への対応 が挙げられる。