「研究進捗」カテゴリーアーカイブ
毎週の研究進捗の報告
ICISIP2014と産業応用工学会
ICISIP2014
以前は、横から車両を撮って速度を測定するというシステムだった。 ICISIPの方では、正面や斜めからでも撮影して速度を測定できるように改良して検証した結果までをまとめて、論文を作成した。産業応用工学会
産業応用では、斜めから撮影し測定可能であることを検証に証明したことをまとめた。 両論文では、検証時に、比較用の正確な車両の速度を得ることが出来ないという問題が生じている。今後、検証方法を改めて考える必要がある。 そして、昼間用の方法を開発しスマートフォンのカメラで実装可能まで行う予定である。今後の予定
- 8月の中旬までに、学会発表用の資料を作成する。
- 留学中に、できれば現地の方に協力してもら発表練習を行う
- 9月の留学後に、学会発表の練習を行い学会に出席する
3Dデータについて
3Dデータの扱いについてです。
これから研究で3Dデータを扱う方もいると思いますが、データの型や使用するソフトウェアを統一したほうがいいと思いました。
ソフトウェアについてはBlenderという3Dデータを扱えるフリーソフトを使おうと思っています。
データの型(拡張子)については最も一般的な.obj を扱おうと考えています。
他に扱いやすい型やソフトウェアがあれば教えてください。
学会に向けた論文の作成
現在の研究テーマについて,精度の向上に関する成果が出たのでそれを論文に書いています。
片田先輩に添削していただき,8/1締め切りの産業応用工学会の大会へ提出予定です。
https://www.dropbox.com/s/6xgbxxmy4z8q8dy/IIAE2014.docx
*Wordで見ると二枚に収まっています。
車両の撮影状況の変更と抽出法の改良
撮影環境の変更
撮影環境を真横や正面から斜めまで対応した。 そのかわり,撮影時に撮影範囲の道路の長さをあらかじめ測定する 必要がある。 斜めから撮影した画像がしたの画像である。 この画像の赤で囲っている範囲で射影変換を行うことによって、光の線の長さ を求めることが出来る。 射影変換したときその範囲の長さが分かっていれば、その長さが射影変換後の画像の高さになる。1台のカメラのみで動作する指の位置検出とタッチ認識システムの進捗状況
現在、Haarlike特徴とadaboostを用いた指先検出方法と、動的背景差分法と色フィルタを用いた指先検出法の比較用の実験データを集めています。
また、ICISIP2014の論文を作成しています。
動的色フィルタに関する資料集め
現在、動的色フィルタに関する論文を読んでいます。
屋外での移動体カメラのための動的色フィルタによる物体検出法に関する研究,
矢野良和
本郷 仁志, 山本 和彦, “動領域内の肌色推定による顔領域および顔部品抽出”,
映情学論, Vol.52, No.12, pp.1840-1847, 1998
D. Chai and K.N. Ngan., “Locating facial region of a head and shoulders color
image”, Proc. of Int.Conf. AutomaticFace and Gesture Recognition, pp.124-129,
1998.
動的背景差分法と肌色フィルタを組み合わせた結果報告と進捗報告
[1]
指先と背景を以下のような方法で分離を行いました。
背景は動かない、指先は動く事を利用し、動くもののみを抽出できる動的背景差分法を利用します。
単純な動的背景差分法では、周辺光の影響により背景の分離がうまくいかないため、周辺光の影響を減少させるため、肌色フィルターを用いて、指先のみを抽出します。
具体的には、
1: 動的背景差分法を用いて、動く手を抽出する(同時に影も抽出される)。
2: 肌色フィルターをかけ、肌色部分を抽出する(影の部分を省く)。
3: 2値化を行う。
[2]
この結果を全体ゼミで発表するための結果をまとめています。
今後ホワイトボードなどでも実験しようと思います。
またICISIP2014の論文を作成しています。
正面から撮影した車両の抽出
撮影した車両の光の線を学部時のシステムで抽出
重み付きヒストグラム自体が上手くできず、マスク処理にも失敗。 畳み込み積分時のヒストグラムとガウシアン関数の配列に原因があると思われる。 以前まではopencvのDFTを用いた畳み込み積分を行う際、配列の長さを自分で調整していた。 そのため、ヒストグラムの255の値まで畳み込みが行われていない可能性がある。畳み込み積分と、閾値決定の改良
opencvのフーリエ変換と畳み込み積分のために最適な配列の長さを求める関数を使用した。 これにより、重み付きヒストグラムを出すことが出来た。
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既存手法の特性の調査先週からの進捗
今週の予定
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