「研究進捗」カテゴリーアーカイブ

毎週の研究進捗の報告

正面から撮影した車両の抽出

sample
sample
撮影した車両の光の線を学部時のシステムで抽出
重み付きヒストグラム自体が上手くできず、マスク処理にも失敗。 畳み込み積分時のヒストグラムとガウシアン関数の配列に原因があると思われる。 以前まではopencvのDFTを用いた畳み込み積分を行う際、配列の長さを自分で調整していた。 そのため、ヒストグラムの255の値まで畳み込みが行われていない可能性がある。
畳み込み積分と、閾値決定の改良
opencvのフーリエ変換と畳み込み積分のために最適な配列の長さを求める関数を使用した。 これにより、重み付きヒストグラムを出すことが出来た。
sampleのヒストグラム
sampleのヒストグラム
重み付きヒストグラム
重み付きヒストグラム
しかし、マスク処理を行ってみると閾値決定に原因があるのか光の線以外の場所がかなり残った。 重み付きヒストグラムを計算した際に、ヒストグラムのスケーリングを行っているため値の変化が小さくなり閾値決定に誤差が出ていると思われる。 そこで、スケーリングを行わずにヒストグラムを求めてみた。
重み付きヒストグラム(スケーリングなし)
重み付きヒストグラム(スケーリングなし)
これにより求められた閾値からマスク処理とラベリング処理を行い光の線を抽出した。
マスク処理Continue Reading ››

既存手法の特性の調査

先週からの進捗
  1. 既存手法の精度測定用プログラムの作成をしています.
  2. 既存手法における精度以外の特性を調べるために,画像を作成しました。下記のリンクから見れます。
入力画像において,特徴点の抽出はできていますが,姿勢検出の結果が良くありません.原因として,抽出した特徴点とデータベースに登録済みの特徴点とのマッチングがうまくできていないと考えられます.
今週の予定
  1. 作成中のプログラムを完成させ,既存手法の精度を測定する.
  2. これまでの進捗をスライドにまとめる.
  3. 上記の問題を解決する処理を考える.
の3点です.

撮影状況の変更と今後の予定

進捗

カメラを問い合わせたところUSBポート3.0では正常に動作しない場合があると言われた。 mac miniのUSBポートはすべて3.0の規格でありこれが原因で動作がうまくいかないと思われる。 カメラの設定は後回しにしてカメラの撮影状況の変更と抽出法の改善を行う。 撮影を車両の正面から行ってみた sample1 撮影自体は上手くいった。横から撮影していた時は、タイミングによって光の線が上手くできなかったが正面からだとかなり上手く光の線ができた。この線を抽出し長さから速度を測定するプログラムを作成してみる。

予定

  • 7月のはじめはインターンシップのためのwebテスト勉強をしながら抽出法のプログラムを作成する。
  • 7月中旬までには短期留学の準備などもあるのでプログラムを作成し終わり国際学会発表に向けた論文作成を行う。

姿勢検出プログラムの再現

研究テーマである姿勢検出の既存手法を再現するプログラムが完成しました.しかし,処理速度や必要なファイルサイズなど論文と異なる部分があります.現在,この問題は何が原因となっているか調査するとともに,検出精度を測定するためのテスト用プログラムを作成しています.

Webカメラを用いた映像内の不審者判別を行うアルゴリズムの開発

昨今の日本では犯罪の質がより悪化し、凶悪な事件が日々メディアで報道されています。その影響もあり、安心な物件を求める人が増加、家庭のセキュリティシステムの質の向上が求められています。 私は家庭用ドアホンの付加機能として映像内の人物が服装や顔の特徴から不審者であるかどうか判別するプログラムの開発を視野に入れ、本研究を行う予定です。 今後の予定としては、
  1. Visual Studioのフォームアプリケーションを使い、カメラで撮影した画像に対して何らかの処理を行うプログラムを制作
  2. Webカメラからの情報を画像処理するためのプログラムを制作
  3. Webカメラからの情報から物体判別を行うプログラムを制作
  4. 不審者の特徴情報とWebカメラからの情報を照らし合わせ、危険度などを判定するプログラムを制作
  5. 映像内の不審者の判別を行うプログラムを制作
途中ですが、このような手順で研究を段階を踏んでやっていこうと考えております。進め方の間違い、不明な点などがございましたらコメントをよろしくお願いいたします。

データベースアクセスプログラムの作成

データベースファイルにアクセスし値を取得するプログラムを作成しました.しかし,ファイルサイズの大きいデータベースから値を取得した際にエラーが発生しています.問題は,メモリ領域の関係だと見当がついているので,メモリ消費の少ないデータベースアクセスプログラムの作成を行っています.

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