課題
複数の光源を用いたキノフォームの再生像を改善する
11/10
- フーリエ反復法の実装完了
- 中心にのみ配置したホログラムによる再生像と比較できるように改良
原画像(64×64)
1つのホログラムを配置した出力画像(128×128)
11/11
スペックル除去を施した出力画像(128×128)
原画像の高周波成分(エッジ部分)によるギブス現象(原画像領域の光の強度のばらつき)を抑えるため、原画像をぼかして入力しなければならない。ガウシアンフィルタまたは中野さんの先行研究について学ぶ必要がある。
11/12
- 入力画像をぼかすことによる再生像の影響について学習した。
グループゼミ内で新たに課題が挙げられた。当面は、
- OpenCVのガウシアンフィルタを入力画像にかけて、再生像の検証を行う。
- 卒論および3月の国際学会に向けて論文の構成を考えておく。
長期的課題としてはシミュレーションをより現実的に近づけるために、
- レーザダイオードアレイの干渉性について調査する。
- 光源数を増やす(ホログラム点数を小さくする)影響について検証する。
11/13
- プログラム内で入力画像にガウシアンフィルタをかけるようOpenCVを利用して記述した。
- 各繰り返し回数およびガウシアンフィルタのパラメータを変更しながら出力画像データを集めた。
11/14
- 集めた画像データから、小さなカーネル5×5のガウシアンフィルタを原画像に用いて入力すると出力画像から十分にノイズが取り除かれることを確認した。
原画像にガウシアンフィルタをかけた入力画像(64×64)
出力画像(128×128)
課題
複数光源を用いたキノフォーム作成のためのプログラム記述
11/4
ホログラム面の配置を変えて、原画像領域を表示できるようになるプログラムを作成した。
11/5
作成したプログラムに修正を加え結果を出力して正しく動作するか確認した。
原画像(64×64)
1、
中心にホログラムを配置した位相分布
2、
右下にホログラムを配置した位相分布
3、
上にホログラムを配置した位相分布
以上3種類をそれぞれフーリエ変換すると同様の結果が得られた。
原画像領域出力画像(64×64)
11/6
ホログラムの配置を変えた再生像の合成ができるようにプログラムを書き換えた。
11/7
プログラムの出力を確認し、計算機ホログラムにおいて今週作成した手法(ダミー領域内において配置を変えた複数のホログラムから得られる再生像を合成)が有効であることを確かめた。
ダミー領域を含む出力画像(512×512)
課題
フーリエ変換型キノフォームの学習
10/27
- 先行研究のプログラムの解析および理解できていない点のチェックを行った。
- 計算機ホログラムに関する原理を先輩方の論文から学習した。
10/28
- プログラムにおいて不明な点を古賀さんに質問し、現段階で理解している点の確認も行った。
10/29
- ホログラム再生に関してのプログラムの学習を行っている。
後のプログラムの作成をスムーズにするため、C言語についての復習を今週の課題として追加する。
研究目標「レーザダイオードアレイ光の波面における位相分布の推定」
研究進捗
- 10月上旬
- 英文講読の仕上げ
- 全体ゼミで発表するスライドの編集
- 二強度位相回復プログラムの作成
10/17
- 作成したプログラムの内容を楊先生へ説明
- プログラムの指摘を受けた部分の訂正
今週の予定
- 位相回復の精度を評価できるようにする。
- 各パラメータの変更に対するデータを集める。
- 関連研究の調査を行う。
10/20
- 楊先生に提案して頂いた回復の精度を求める方法を用いるようにプログラムの書き換えを行った。
- 1.のプログラム上にて、観測される強度分布を変更しながらデータを集めた。 file:回復誤差データ
- 特になし。
10/21
体調不良のため欠席
10/22
- 変更なし。
- 回復誤差データをより多く集めた。10/20のデータように最大誤差の大きな部分がみられた。そのため、初期条件において与える位相を変化させてみた。
- 特になし。
10/23
光学的問題(光源の可干渉性の不足)により研究テーマの変更
10/24
キノフォームのプログラムの学習
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